玄関ドアリフォーム!価格重視で断熱性能を落とす?

玄関ドアリフォーム!断熱性能チェックしましょう

中古物件を買ったり、また今のお家の玄関ドアをリフォームしたい時に、まず1日で簡単に玄関ドアをリフォームする事が出来る商品ですよね?

YKKAPでは、ドアリモ・LIXILではリシェントという商品になります。これを使うとあっという間にリフォームが出来ちゃいます。

デザインもオシャレになったり、オートロック機能や、カードキー・タッチキー等も追加する事が出来て生活がより便利になります。

リフォームドアで断熱性能を選ぶ際の注意!性能確認しましょう

・木製ドアでかつランマや袖壁にもガラスが無いドアを交換する際です。これはなぜかというと木製ドアが古くなったから交換しようと思うのが普通の考え方だと思うのですが、断熱性能では木はアルミ断熱ドアよりはるかによい断熱性能を備えているからです。詳しい熱還流率という数値があるのですが、分かりやすく説明する為、まず木は断熱性能がアルミ断熱ドアより断熱性能が高いという事を是非覚えておきましょう。この場合LIXILでいうとK2タイプという断熱性能のドアを選ぶ事をオススメします。

玄関ドア 断熱性能ランク
LIXILリシェントでも4タイプありますね!デザインは一緒で性能が違います。

・次に木製断熱ドアでランマがあって、袖壁にガラスがある場合の交換の際にオススメのタイプが、K2タイプで硝子がLow-Eガラスを選ぶ事をお勧めします。K4タイプにしてしまうと、断熱ドアにはなりますが、フレームが断熱構造になっていない事と、ガラスが普通のペアガラスになってしまいます。

断熱ドア K2とK4の違いは
せっかく変えるならどの断熱性能を選びますか?

出来るだけ分かりやすくご説明したいのですが、伝わりましたか?まず値段だけで選ばないように気をつけて下さいね。

なぜかというと、イニシャルコストを減らして、ランニングコストをかけ続けるという考えは、最も無駄な買い物になってしまうのでは?という事を私は常に思っています。

まず私の個人的見解ですが、アルミの断熱材がドア自体にも入っていないタイプは、金額だけみるととても魅力的ですが、これからの住宅性能を考えると、考えない方がよいでしょう。

玄関ドアだけ断熱性能を向上させて意味があるの?

確かに玄関ドアを断熱しても、隣接が廊下(熱源が無い)だったり、その横に寒い窓があるなんていう時は、玄関だけ断熱タイプにしても住宅の断熱性能は体感出来る状況まではいかないと思いますが、その場合は次に窓の対策を打てばよいのです。例えばカバー工法という物を使って外壁を壊さず窓を高性能タイプに取り替えたり、更に手軽にできるのが、LIXILのインプラス(内窓)です。内窓の効果は是非実験記事がありますので読んでみて下さいね。下の記事は実際に内窓の外と中ではどれだけ温度差が出るのかを実験してみた記事になります。

少し話がずれてしまいましたが、窓はこの様に気軽に性能向上を目指す事が出来ますが、玄関ドアとなるとコストも考えると一度交換すると5年や10年でやっぱり交換するもんじゃないですよね?20年は先を考えてイニシャルコストをかけてみてはいかがでしょうか。また現在はようやく少しずつ日本でも断熱という言葉が認知され始めてきましたが、日本の断熱性能は世界からみても最低ランクと言わざるを得ない状況です。

断熱性能を向上させる玄関ドアリフォームをしよう

今はヒートショック等で亡くなる方は年間1万人以上もいるこの日本!一体何が悪いのかというとお部屋毎に温度差がありすぎる事も実は問題なのです。確かに玄関ドアだけリフォームしても温度差がなくなるというわけではありませんが、まとめとしては、部位を断熱することによりそのお家の性能に対する考え方が変わっていくのではないでしょうか。この記事はあくまでリフォーム物件向けに書いている記事です。少しでも自宅を快適にしていきませんか?

長くなりましたが、皆さんのご自宅が少しでも見た目だけでなく、性能がUPすれば嬉しいと日々考えています。少しでもこの記事がお役にたてばと思います。今回は玄関ドアをリフォームする際には断熱性能を考えてみようというテーマでお届けしました。

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