リフォームをする時に、同じお家の中でお手洗いの音が気になったり、自宅内で隣の部屋がうるさかったり、色々音が気になる方への記事になります。私は結構音漏れや室内で発生する音は気になる方で、今までもリフォームをする際には、部屋の隣にお部屋がある場合は、その間仕切り壁に断熱材を入れてあげて少しでも吸音効果を得られればと考えながら対策を講じてきました!
実は断熱材には遮音性と吸音性があった?
断熱材というとどうしても熱というイメージしかわかないもんですよね?もちろん仕方ない事だと思いますが、 断熱材等の、繊維系材料は音を吸収する効果があります。
旭ファイバーグラスのHPにもデータを含めて記載されていますので興味がある方は是非見てみて頂ければ参考になると思いますよ。
では一体どんな所に入れるのが効果的なのか?
良い例が、ユニットバスのまわりや、トイレのまわり、音楽が聴きたいお部屋、書斎等は、そのまわりの4方向の壁等に入れると音は軽減されますし、書斎のように集中したい部屋には音が軽減されて伝わってきてくれます。もちろん音楽スタジオのようには完ぺきにはいきませんが、生活レベルでは今のレベルよりは十分に改善効果は出ると思います。
後は2階の床の足音がうるさい場合等には、1階の天井に入れる事も効果的ですね。
断熱材は原則外気と面する室内壁や外気に面する天井等という観点から室内壁に入れるのはおかしいという方もいらっしゃいますが、吸音性や遮音性を少しでも高めたい場合には断熱材をいれる事をオススメしますね。
特に壁を壊す工場等の場合は、ついでに断熱材を入れてもそんなに高価にはならないし、壁をふさいでクロスを貼ってしまうともう二度と入れられませんからね。少しでも音を軽減させる意味という事からも相談してみると良いと思いますよ。
それでまったく意味なんかありませんよという方がいたら、その方は断熱や、音関係には全く興味がない方だと思って下さい^^;
最後に壁内を空洞化する事により音は反響する効果も出てきますので、間仕切り壁の音を気にされる方がいらっしゃいましたら参考にして頂ければ幸いです。
今回は室内の間仕切り壁内に断熱材はいれるの?というテーマでお話させて頂きました。
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