大工さん等の言葉を聞いていると、んっ?なんだその用語は?なんて感じる人も中にはいるかもしれませんのでよく使用される用語や材料寸法をご紹介します。
まずはじめに、もっともよく飛び交う言葉は、
インニッサン 建築材料で多目的に使用される材料です。
1寸2分(36ミリ)×1寸3分(39ミリ)ですが、材木屋さん等に伝えると現在では30×40mmがインニッサンになっています。
いっさんいんご
1寸3分(39ミリ)×1寸5分(45ミリ)
さんごかく 柱に多くつかわれる材料ですね。
3寸5分(105mm×105mm)
さんごのいんご
3寸5分×1寸5分(105mm×45mm)
昔の日本の単位は尺貫法でした。では長さは、1間は1820mm、1尺は303mm、1寸は30mm、1分(ぶ)3mm、という寸法になります!
でもここで1つ不思議な寸法があるんです。それは尺です。1尺が303mmなのに建築では3尺(じゃく)というとなぜか910mmで計算されるんですね。建築現場でも3尺と言われて909mmと理解する大工さんはだれもいないんです。
ここまで簡単に説明してきましたがいかがでしたか?リフォーム現場などではこんな言葉が良く飛び交っているので機会があったら聞いてみてはいかがですか?
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