皆さんは、自宅をリフォームする時や、中古住宅を買ってリフォームする時に
結構気にするのが収納スペースを多く取りたい!ここではないでしょうか?
でも部屋に収納スペースを多く取れば部屋が狭くなるしと迷う所ですよね?
そんな時に一度考えてほしいというよりリフォームの時の提案として、ロフト
(小屋裏物置)というもったいないスペースを活用出来るのではないかと
考えています。
実は2階の天井上って結構スペースがあったりする事がおおいんですよ!
小屋裏収納は建築基準法上では、建築基準法の階とみなさない空間と
いう事になっています。
屋根の勾配が緩やかな場合はスペース確保が難しくなりますが、4寸以上の
勾配がある場合、結構スペース活用ができるのではないかと思います。
まずどれぐらいのスペースまで作ってよいの?という事に関しては例えば6畳
の部屋にロフトを作る場合は、6畳の面積の1/2未満の面積までは作って
OK!そして天井の高さは1.4m以下でしたら問題なく作る事ができます。
※基準法の平成12年の告示の緩和まではその階の1/8以下でした。
ただここで知っておいて頂きたいのが、仕上げの仕様違いがあります。
ここは、皆さんがお住まいの市区町村が独自に小屋裏物置等の取扱いに
ついてという形で決まりを設けているんです。
例えば、
東京都の大田区では、小屋裏にテレビ、インターネット、電話等の設置はダメ
東京都の三鷹市では、エアコン、天窓、TV・LANコンセント、絨毯・畳床仕上等は不可。壁紙、照明、電源コンセントは可。
こんな様に市区町村によって本当に決まりが違うのでリフォームする際は、
市区町村のHPや各市区町村の建築指導課に確認をするか、業者に
調べてもらいましょう!
次はロフトに登る階段についてですが、固定階段も今では可能になりますが、
面積は固定階段を含む1/2になります。昔ははしごか、天井から降りてくる
昇降式階段しかダメだったのですが、今では固定階段も可能になっています。
次ににロフトをリフォームする際に業者さんと話してほしい、もしくはDIYで
リフォームする場合は、以下の点に重点を置いて考えましょう。
1・2階の天井上は外部とみなされて作っている事が多いので、屋根やロフトの
壁部分の断熱材を施工するという点!
※断熱材を施工しても夏は暑いです。
2・ロフトに荷重がかかる本等、特別重い物ばかりを置く場合には、構造補強
を必ずして下さい。通常の物置き程度なら大丈夫です。
最後にロフト(小屋裏収納)の考え方についての不思議
ここからは個人的な感想なのですが、
・なぜ天井高を1.4m以下にしなければならないのか?
・窓を付ける場合はなぜ1/20以下にしなければならないのか?
・固定階段OKで面積に入れるのであれば、固定風階段を作って脱着式に
作っておけばOKという所?
・人がそこで寝泊まりをなぜしてはいけないのか?
・そもそも市区町村毎にそこまで規制をバラバラにする必要があるのか?
・居室としてなぜ作ってはいけないのか?
などなどよくわからない曖昧に感じる点がた~くさんありますが、
実際趣味スペースとして使いたいですよね?って思いますが、まぁ実際に
仕上がった後はグレーゾーンという事で^^;
今回は、ロフト(小屋裏収納)を作ってもったいないスペースを活用して
みようというお話でした!
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