自宅の室内ドアは固定枠?ケーシング枠?どっちがよい?

固定枠とケーシング枠の違い

今回は、少し難しいですが、知るとちょっとへ~なるほどね~という内容もあるので、読んで下さる皆さんにメリットがある部分を重点的に説明させて頂きたいと思います。

早速ですが、自宅のリフォームや室内ドア交換の時に、扉のデザインは皆さん選ぶと思いますが、そのドアのフレーム部分である「枠」ってなかなか意識しませんよね?

今回はここに着目してみたいと思います。

まず枠の種類から!枠の種類は固定枠とケーシングと呼ばれる2つから選ぶ事が出来ます。下の写真をご覧ください。なんとなく固定とケーシングでは形が少し違っていますよね?

固定枠とケーシング枠の違いと説明

皆さんがよく目にするのは、左側の枠だと思います!一番上で掲載している窓枠も固定枠です。でもまだまだこれでは何が何だかさっぱり分かりませんよね?では次は上から見た図面を使って説明してみたいと思います。

早速行ってみましょう!固定枠から下の図面右を見てみて下さい。室内壁に対して枠がまっすぐついているのが分かりますよね?これを固定枠と呼びます。

建具 固定枠の説明

次にケーシング枠!こちらも上から見た図面で説明していきますね!

室内建具 ケーシング枠とは

図面を見たらあれっ?一部の枠が既存の壁にかぶっているのがわかりませんか?メリットはドア枠が少し重厚感があるように見える事です。

な~んだそれだけか~って思った方へもう1つ!リフォームする時に、ドア交換をしたいけど、クロス(壁紙)までは張り替えしたくないという場合に、全ての場合ではありませんが、クロスを貼り替えなくても綺麗に仕上げられるのが、このケーシング枠です。なんで??って思いますよね?図面から理解された方はもう答えは出ていると思いますが、そうなんです。先程説明した通り、ケーシングの枠は、ケーシング材が既存の壁にかぶっていますよね?

なのでこのかぶり範囲より小さく丁寧に既存のドアを解体して、新しいドアを取り付けて、枠を固定枠ではなく、ケーシング枠を選択すれば、解体範囲をこのケーシング材がかくしてくれる!という所なんです。またクロスの張り替え費用も節約できるという訳です・・・^^;

ただ価格は、固定枠よりも少しだけ高くなりますが、そんなびっくりするほどの価格差にはなりませんのでご安心ください。

なるべく分かりやすくお伝えしたく説明してきましたが、意味が理解できなかった方がいらっしゃいましたらごめんなさいです。いかがでしたか?ポイントのみを解説してみました。皆さんのリフォーム時の参考にして頂ければ嬉しいです。

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